世界的に規制が進んでいるダークパターンとは?

トラストフォーマットについては以前トラストフォーマットって何?ゼロから学ぶトラストフォーマットで説明させていただきましたが、本日のテーマは 顧客の信頼(トラスト)を逆手に取った『ダークパターン』についてです。

ダークパターンという言葉の生みの親である、Harry Brignullは自身が運営するサイトDark Patternsにて下記のように説明しています。

Dark Patterns are tricks used in websites and apps that make you do things that you didn’t mean to, like buying or signing up for something.

ダークパターンは、何かを購入したりサインアップしたりするなど、意図しないことを実行させるWebサイトやアプリで使用されるトリックです。

では、ダークパターンについて具体的な例を見てみましょう。

1.一度入ったらなかなか出られない解約の罠

あなたは有料のWEBサービスを解約しようと思ったのに、退会ページの場所が見つからず、つい後回しにして 課金されてしまった。そんな苦い経験はないでしょうか?

メルマガ購読をやめたいのに、解除リンクが見つけにくい。おまけに、ログインしないとメールの解除設定ができないってイライラを感じたことありませんか?? 使わなくなったサービスの会員IDとPASSなんて、いちいち覚えていないですし、そして何より手続きが面倒臭いですよね。

↓初期設定がわざと個人情報を差し出すようにチェックが入っているのもダークパターンです。

ネットショップの代金の最終確認ページ。小さなリンクをクリックすると、勝手にメルマガ購読と個人情報提供にチェックが入ってる。こんなトラップみたいな姑息な手段にはまって、怒りを感じたことはありませんか??

このように ユーザーを故意に迷わせたり、だましたり、わざと購入に仕向ける方法を 「ダークパターン」と言います。実は、このような悪質行為はローカルな中小企業はもちろん、AmazonやGoogleのような世界的企業でも行なわれています。 ダークパターンがまかり通る理由、、、それは利益になるからです。

2.オバマの選挙チームも使ったダークパターン

一部の顧客を苛つかせ、そのうちの数%が去ったとしても、ダークパターンを使ってかすめ取れる利益の方が大きいのです。 例えば、あの有名なオバマの選挙チームもこの「ダークパターン」を使っていました。

これは2012年のオバマキャンペーンで 配信されていたメルマガのフッター(下部)です。 メルマガの解除リンクと、メールアドレス変更のためのリンクが、それぞれ用意されています。 最初オリジナルのパターンでは「update address」「unsubscribe」という標準的なリンクテキストを使っていました。しかし、オバマ陣営としては少しでも支持者との接点を保ちたい。そこで、メディアチームが考えた戦略は、フッターのエリアをごちゃっとさせ、リンクテキストを「here」に置き換えること。

目立たないように、わかり難いようにしたのです。 すると結果はどうなったと思いますか? 購読解除率を22%も下げることに成功しました。短期戦での手荒なやり方ではありますが、結果、このキャンペーン内でオバマは6000万ドル以上の寄付金を手にしたのです。

3.買い物かごへの忍び込みにご注意を!

一線を越えると炎上する、このテクニックはお金になります。しかし、多くの顧客を失う可能性を秘めています。

例えば、今話題の某ファッションサイトでは、商品を購入する際に「プラチナムに登録する」という項目があり、初めからチェックがついている状態になっていました。さらに支払い確認ページでも、お試し期間後に料金が発生することを伝えていなかったのです。このダークパターンにより、大量の課金が発生。あとになって、「勝手にお金が引き落とされた」と顧客からクレームが殺到しました。利益を優先している企業では、しばしばこのようなことが起きるのです。 決して故意に顧客を陥れてはいけないですね。

しかし、それでも「ダークパターン」は恐ろしいほどに効果を上げます。

守秘義務があるため、企業名までは明かすことはできませんが、実際に、集客ページでダークパターンのテストを行った、ABテストの結果をシェアしましょう。それがこちらです。

Bのダークパターンが204.51%の差をつけて圧勝しています。 ※顧客からクレームが発生しないギリギリのラインで「ダークパターン」をテストしています。クレームはゼロ。ダークパターンはまさに「禁断のツボ」です。手を突っ込んだが最後。大金をつかむ可能性があるが、抜けなくなるかもしれません。ビジネスが傾く可能性だって秘めています。

4.まとめ

日本ではまだですが、ダークパターンは世界的に規制が進んでいます。あなたのご利用サイトやサービスを確認してみてはいかがでしょうか。ダークパターンが潜んでいるかもしれません。また、もしあなたがサイトを作成する側でしたら、是非見直してください。もし、ダークパターンだと思われる部分が見つかれば、顧客の視点に立って改善し、顧客にとって信頼(トラスト)のおけるサイトを目指していきましょう。

 


 

トラストフォーマットを学べるセミナー開催します。

セミナーの詳細はこちら!

「売れるデザインの攻略法」~真のペルソナとは?~ 

マーケティングの現場で耳にすることが多い「ペルソナ」。
 
企業が提供する商品やサービスにとって、特に代表的なお客様の架空の人物像のことです。

ペルソナってイマイチわからない。

ターゲット層がサイトとマッチしているかわからない。

そんなお悩みを持つあなたに、今回はトラストフォーマットを使って売れるWebサイトを作るための基本の話をします。 
 

1.なぜ真のペルソナ設定が大事なのか?

多くの企業は、Webサイトを作ることができます。

だけど…

売れるWebサイトの作り方は、知らないことが多いです。
 
 
もし、売り上げが上がらなくて悩んでいたら、ちょっと見直してほしいことがあります。
 
それは『真のペルソナ設定』です
 
この設定が商品にしっかりマッチしていると売り上げが面白いように上がり、リピーターも増えます。

どんなに素晴らしい商品でも、顧客と商品がマッチしていないままでは、いくら時間と労力をかけてWebサイトを色々と手直ししても、結果は出ないでしょう。
 
 

2.間違ったペルソナ設定の事例

 
「真のペルソナ」について説明する前に、間違ったペルソナ設定の事例をご紹介します。
 

27歳の独身女性で、東京目黒区在住の一人暮らしで… って声が聞こえてきますが、その設定、架空のペルソナじゃないでしょうか?
 
 
その架空のペルソナ設定は、残念ながら間違ったペルソナかもしれません。
 
 
実は90%の企業がペルソナ設定を間違っています。
 

架空の人物を設定するとこれまでのリサーチデータからすると失敗することが多いのです
 
 

3.真のペルソナ設定の方法

では、どうやって決めていくのでしょうか
 
それはSNSやアマゾンのレビュー、楽天のレビューなど既存のお客様から見えてくる今あるデータから徹底的にリサーチすることです!
 
 
どんな不満をレビューにしているのか?
どんな不安があるのか?
どんな怒りがあるのか?
 
その感情の裏に、お客様が本当に求めているものが見えてきます。
 
 
架空のお客様を対象とするのではなく、リアルなお客様の声を反映する、それこそが真のペルソナです。
 

 
この真のペルソナがわかると

・どんな雑誌を普段読んでるのか?
・どんな会話をしているのか?
・どんなことに興味があるのか?
・どんな未来が欲しいのか?
・どんなことに悩んでいるのか?
・どんな言葉を使うのか?
 
 
ということが、細かくわかっていきます。
それらがわかるとお客様が求めていることが明確化し、ペルソナが全く変わってくるはずです。
 
 
お客様が本当に求めているものをリサーチすることが、真のペルソナの設定の上で重要なポイントになります。

 

4.真のペルソナの設定事例

では次に、真のペルソナを見つけ出したある会社の事例を紹介しましょう。
 

たとえば、こちらの何の問題も無さそうな某・占いサイトのバナー

 

 

沖縄っぽくておしゃれでいいじゃないかと思いますよね。

けれどもこれは「真のペルソナ」が分かっていなかった状態で作ったデザインの失敗例なのです。

事実、お客様の反応もイマイチでした。

そこで改めて調べてみると、この“奇跡鑑定”を求めているお客さんは占い初心者といった方ではなく、 そこらの占いでは満足できなくなった、40代の女性でした。

また、彼女たちは、女性セブンをよく読む層でもあったのです。

 

 

そこで「真のペルソナ」に合わせてデザインを変えると・・・(数値は契約上、公開できないのですが・・・)

バナーのクリック率は向上し、広告の費用対効果も大きく改善しました。

 

5.まとめ

売れるデザインを見つける秘訣とは、真のペルソナを見つけ人の信頼性を高める「見た目の心理技術」の原則を使うことです。

これができるようになると、Webのデザインや、言葉、見せ方、バナーの制作も作りやすくなり簡単に結果が出やすくなっていきます。

売れるWebサイトを作るには、デザインのセンスは不要です。

まだほとんど知られていない、信頼性をデザインする心理技術

『トラストフォーマット(=信頼の形)

これを知ると、あなたのビジネスの成約率を上げるのが、本当に楽になりますよ。

 

 


 

トラストフォーマットについてもっと知りたい!!1日で知りたい!

そんな方のためにセミナーも開催していますので、どんな感じかな?と気になる方は、以下から見に来てみてください。

トラストフォーマット1dayセミナーの詳細を見る

 

 

 

「見た目が9割」はWEBサイトにもあてはまる?

「人は見た目が9割」という書籍をご存じでしょうか。

コミュニケーションをとるとき、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で相手に影響を与える、とされる「メラビアンの法則」を用いて、見た目の重要性を説いた、竹内一郎さんの2005年のベストセラーです。

例えば、いつも髪はボサボサ、服はジャージかTシャツにデニム、自転車で出かけていく大学生くらいの青年が、家賃15万円以上のマンションで一人暮らしをしていたら、「ご実家は裕福なおうちなのかな?」と感じる方は多いと思います。

いつもパリッとしたスーツに、ピカピカに磨かれた靴を履いて、きれいに髪をセットしている男性を見かけたら、すごく仕事のできる人に見えるでしょう。

顔などの持って生まれた容姿だけではなく、その人が自身の身だしなみをどの程度気にしているのか、どんなものを持っているのか、などの様々な要素が加わって、『見た目』が『人となり』として判断されてしまいます。

つまり、他人から”どう見られているのか”をどれだけ意識できているのか、がとても大切になってしまうのです。

では、WEBサイトはどうでしょうか?

人間のコミュニケーションに密接に関係している『見た目』は、WEBサイトの売り上げにも影響を与えるのでしょうか?

今回は、そんな『見た目』について、事例を挙げながらご紹介していこうと思います。

1.『見た目』がもたらす影響力

同じ商品を扱ってるのに、売れてるサイトと売れてないサイトがあるのには、『見た目の秘密』が隠されています。

日々多くのWEBサイトに目を通していくうちに、あなたの顧客も『見た目』をものさしにして、WEBサイトを疑り深く選んでいます。

・この会社は信頼できるのか?
・この人から買っても大丈夫なのか?
・好きか?嫌いか?

全てを第一印象で決めているのです。

例えば、なぜ、NPOの募金サイトには、子供の写真ばかり採用され、なぜハイブランドの広告には、白人のモデルばかりが登場しているのか、考えてみたことはあるでしょうか。

同様に、日本の通販企業が、高い申請料を支払ってまで「モンドセレクション」のロゴの使用権を手に入れようとする理由や、化粧品やサプリメント、健康グッズの通販ページには、ほとんどが白衣を着た医者の写真、顧客のアンケート用紙が、掲載されている理由を考えたことはありますか?
 


 

 

実は、これらのWEBサイトには、売上げを伸ばす大きな手がかりが隠されています。
 
それは、どんな理屈を並べても、ウェブサイトの印象やルックス・・・つまり『見た目の信頼性』ある程度の売上げを決めてしまうという事実です。

仮に、見た目が悪かった場合、どのような影響が考えられるでしょうか?

・正規販売店なのに素人のドロップシッピングサイトだと思われる
・ファッションサイトなのに、「ダサい」と思われて離脱される
・商品が届くのか不安に感じさせてしまう
・フィッシングサイトだと思われたら、永遠に顧客は帰ってこないかもしれない

「見た目」がもたらす影響力は、この20年間の膨大な社会実験ですでに何度も証明されていますが、人間のコミュニケーションにとどまらず、WEBサイトについても同様に、大きな影響力を持っているのです。

2.『見た目』をビジネスに応用するには

では、この『見た目の心理技術』を、具体的にどのようにビジネスに応用したらいいのでしょうか?
 
・サイトの見た目をキレイにする。
・ゴージャスなイメージ画像を盛り込んでみる。
・「可愛いデザイン、かっこいいデザインにしてくれ」と、デザイナーに頼んでみる。

残念ながら、上記はすべて、過去に多くの企業が失敗している手法です。

高級感があるから商品が売れるわけではなく、デザインが洗練されているから商品が売れるわけでもないのです。

ではどうすればいいのか。

そこで、「トラストフォーマット」の手法が役に立ってくれます。
 
トラストフォーマットとは、あなたの顧客が信頼を寄せている雑誌やメディアの、「印象」「デザイン」「信頼性」を借りて、売上げを伸ばすデザイン心理技術のこと。

原則に基づいたリサーチの方法があり、「信頼をデザインする」原則があるんです。 

(トラストフォーマットについての基本的な考え方については、以下のブログでご紹介しています。)

トラストフォーマットの基本的な考え方についてのブログを読む

 

3.顧客が何を信頼しているのかを探る

まずは、以下の腕時計の販売サイトの事例をご紹介します。


左のオリジナルのパターンでは、「最低価格保証」のロゴを貼っていたのですが、これを腕時計の「公式ブランドロゴ」に差し替えてみたところ、なんと成約が107%アップしています。小さなロゴを貼り替えただけで、107%の違いを生んだのです。
 
なぜ、そんな小さな変化が大きな結果を生んだのでしょうか。
 
実は海外には、この手の偽ブランドの販売サイトが乱立している、という背景がありました。つまりこの業界では、顧客は値段が安いことよりも、「本物かどうか?」を心配していたために、「公式」のロゴが大きな影響をもたらしたのです。

近年、WEBサイトを作成している企業側だけでなく、顧客もまた、多くのサイトを目にして、どんどん目が鍛えられてきました。

ほんの小さな違和感や不信感から、サイトを離れてしまうのです。

だからこそ、「今、顧客は何を最も信頼しているのか」という観点から、時代の流れに合わせてサイトを改善し続ける必要があります

例えば現代では、きれいなデザインの広告を打てば売れた時代から、よりリアルに、より消費者の「安心」や「信頼」を得る広告が売れる時代になってきています。

フランスでは、広告のモデルのフォトショップ加工に規制が入り、「photographie retouchée(修正写真)」というマークを付けることが義務付けられています。

  

※少し分かりづらいですが、右側の写真は下部にphotographie retouchéeのマークがあります

 

まとめ.『見た目が9割』はWEBサイトにもあてはまる

人間のコミュニケーションの大部分が『見た目』の印象に左右されてしまう「見た目の法則」は、WEBサイトでも同様に捉えることができます。 

もし今、WEBサイトの売り上げを伸ばしたいけど、何をしたらいいかわからない、そんなお悩みを抱えているのであれば、このトラストフォーマットを、「デザインの原則」として使うことができたら、どれだけの売り上げが伸びるかを考えてみてください。
 
デザインコンセプトに悩んでいた時間・・・
「儲かるデザイン」がわからないことによる損失・・・・
 
これらの、負の時間やコストを削減できるメリットはどれほどのものなのか。
このデザインの原則を知って、あなたのWebサイトに活用するのと、活用しないのとでは、結果が随分と変わってくるでしょう。

ただ美しいだけではない「顧客に信頼されるデザイン」を模索する、トラストフォーマットについて、今後ももっと深堀りしてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。


 

トラストフォーマットについてもっと知りたい!!1日で知りたい!

そんな方のためにセミナーも開催していますので、どんな感じかな?と気になる方は、以下から見に来てみてください。

トラストフォーマット1dayセミナーの詳細を見る

 

 

 

デザインで人をコントロールすることは可能なのか?

前回までの記事で、顧客の信頼をリサーチするためのA/Bテストの重要性と、

顧客が信頼するサイト上のボタンの色について解説をしました。

トラストフォーマットとは顧客の信頼を得た書式やデザインのことであり、コンバージョンを上げるには、トラストフォーマットを用いて顧客の心理を利用することが極めて重要です。

そこで今回は、顧客の信頼を逆手に取って 『デザインで人をコントロールすることは可能なのか?』 について解説します。

 

1.チャートやグラフの持つ力

皆さんはご自身が運営されるWEBページの中にチャートやグラフを使用していますか?

私たちはチャートやグラフなどを使って事例を説明されると、それが実際にはどんなにおかしな内容で、どんなにおかしなチャートやグラフであっても、何の疑いも持たずに信じてしまうことが多いのではないでしょうか。

こちらの画像をご覧ください。

TVで頻繁に使用されているチャートですが、よくよく見てみると・・・・

「見た:10人」の比率が、「見ていない:90人」に対して明らかに大きくなっています。

見た人の割合を、実際より多く見せることがこのチャートの目的なのでしょう。

このようなおかしなチャートを使って、TVでは笑顔で当たり前のように解説しています。

 

2.操作された情報

TVで使用された内閣支持率を示したグラフもご覧ください。

一見違和感はないように感じますが、よくよく見ると6月から7月の長さが異常に長く設定されています。

横軸が全て同じスケールで示されていれば、6月から7月の支持率が急激に減少しているのが見てとれると思いますが、6月から7月の期間の幅を広げることでその事実がうまく隠されています。

例に挙げたように、実はこのようなグラフを用いてTV局は当たり前のように情報を公表しているのです。

では、なぜこのようなグラフを使うのでしょうか。

それは、スポンサーに配慮がなされていたり、視聴者に見せたいように見せるための意図があったりと、情報の受け手の印象を操作するためと言えるでしょう。

実際に、情報を受け取っている私たちは、チャートや数字を用いられるとそれがいくらおかしなチャートや数字だとしても『これって、本当?』と疑うことをせず、『ふ〜ん、そうなんだ~』 とそのまま受け取ってしまいがちです。

「情報を提供する側に利益をもたらすことを目的として、ユーザーが無意識に、自身に不利な行動を取るように誘導をするデザイン」のことを総称して「ダークパターン」といいますが、私たちはこのような「ダークパターン」的な情報を日常の様々な場面で受け取っているのです。

 

3.Webサイトにチャートや数字を活用する

人はチャートや数字を無条件に信用してしまう傾向があり、それがダークパターン的な情報を鵜呑みすることに繋がる場合があるということがお分かりいただけたかと思います。

例に挙げたチャートやグラフは印象操作のために作られた極端なものです。このようなダークパターンは一時的なコンバージョンの上昇は見込めても、長期的には信頼を失ってしまうことがあるため、Webサイトでの利用はお勧めできません。

しかし、チャートや数字が信用されやすいという傾向を理解した上で、皆さんにはチャートや数字をWebサイトに活かしてほしいと思います。

売れているWebサイトは、チャートや数字を上手に使って入れ込んでいます。

そうすることで、顧客の信頼を勝ち取ることができ、コンバージョンも上がっていくからです。

例えば、

このような画像も見たことがあるかと思いますが、従来品との比較をしたグラフでこれもまた具体的な数字を用いています。

Webサイトを見ているユーザーは、商品を探すときには「いいものが欲しい」「お得感が欲しい」「損はしたくない」 という気持ちを持っています。

そのため、購買欲を掻き立てるためには、従来品との比較をしてどのくらい省エネなのかを表したり、その商品を購入することのメリットを提示したり、お得感を出したりすることがとても重要です。その際にチャートやグラフ、数字を用いることで、相手に伝えたいように伝えることができるようになります。

おそらく、同じ商品を扱っていたとしても、チャートやグラフ、数字を用いて丁寧に「 どのくらいお得なのか?」「 他の商品と比べてどうなのか?」が書かれているWebサイトの方が、断然顧客の心は揺らぐのではないでしょうか。

このように、デザインで相手に伝えたいように伝えることは可能です。言い換えれば、トラストフォーマットを用いることで、顧客の信頼を得て、購買欲を高めることもできるのです

 

4.まとめ

結論として、TVでも大々的に行われているように、グラフやチャート、数字を使った意図的なデザインやトラストフォーマットで人をコントロールすることは可能です。

トラストフォーマットは顧客の信頼を得た書式やデザインのことであり、トラストフォーマットを使用することで、顧客の信頼を勝ち取りコンバージョンを上げることができます。

皆さんも実際にWebサイトで使用してみてください。Webサイトの信頼度がグググっとあがります!

トラストフォーマットについてもっと知りたい方は・・・・

こちらをクリック↓ 

トラストフォーマット1Dayセミナーに参加する

トラストフォーマットにおける色の重要性

トラストフォーマット(信頼される書式)は、WEBデザインの心理技術です。

今回は、トラストフォーマットの様々な要素のひとつである「色」について取り上げます。

1.成約率が上がるボタンの色とは!?

WEBページの色を考えるときに、一番悩むのがボタンの色ではないでしょうか?

注文やダウンロードなどの成約(コンバージョン)率を左右するのはボタンの色次第、と言っても過言ではありません。

では、何色のボタンにすればいいのか?

実は、クリックされやすいボタンの色は、 灰色 → 緑色 → 青色 というように、時間とともに変わってきています。

その理由は、詳しくは別記事、トラストフォーマットの重要ポイント【ABテスト】に譲りますが、つまりは、色のトラスト(信頼)が時間とともに変わってくるということです。

2.顧客のパターン認識を知ろう!

パターン認識とは人が外部からの情報を認識する際の過程を表す情報処理です。

顧客は同じ色のボタンを押していくうちに、知らず知らずのうちに学習して、これは購入するボタンだ!と信頼(トラスト)していくのです。

つまり導き出されるのは何かというと、、、

顧客が学習してパターン認識した色を使うのが一番コンバージョンが安定する!ということです。

オリジナリティ溢れるデザインよりも自分の顧客がどのOSに順応しているのか、どんな学習をしてきたのか、それを踏まえてボタンの色を選ぶといいですね。

みなさんの顧客は一体何色のボタンを押すのか?自分のターゲット層を考えてください。

どの色がいい?ではなく、信頼(トラスト)されている色は?ということです。

3.補色効果を知ろう!

ボタンの色についてご説明しましたが、次にお伝えしたいことは「ボタンの色だけで判断してはいけない」ということです。

一般的に「緑色のボタンがクリック率が高い」と言えても、そのページ全体の配色によっては逆の結果が出る場合もあります。

例えば、この例↓

なぜ、緑より赤のボタンの方がクリック率が高かったかというと、ページ全体の色のコントラストのせい。

背景、リンク、ボタンを全て類型色にしてしまうと、ボタンが緑色だろうが青色だろうが、クリック率は下がってしまうのです。

ボタンが目立たなくなってしまったのですね。

緑色の文字に挟まれた赤色のボタンが目立つようになる、これを補色効果といいます。

ポイントは、強調色と60度にある色を使うということ。

赤色を強調文字や背景に使う場合、リンクやボタンは緑色もしくは青色を使うとクリック率が上がるということになります。

そして青色メインのページには赤色や緑色のボタンを使おうということです。

ページのメインの色と60度の位置にある色をボタンに使ってみてください。

Adobe Colorのトライアド機能を使えば、簡単に色を調べることができます。

4.配色比率にも気を配ろう!

「補色や強調色を使えばいいんだ!」とばかりにたくさんの色を使ってしまうと、ド派手で怪しげなサイトになってしまいかねません。

そこで、考慮していただきたいもう一つのポイントが配色比率です。

「70:25:5の法則」と言われるように、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5% となるように配色してみましょう。

簡単に言うと、

・ベースカラー:ページ全体のベースとなる色(背景色など)。白や灰色など鮮やかさのない色がおすすめ。

・メインカラー:テキストの色。黒や濃い灰色。

・アクセントカラー:顧客のパターン認識に基づいた色。

このようにして色を決めたら、その中の、例えばアクセントカラーだけを変えてABテストしてみてください。

ABテストを重ねることで、クリック率・コンバージョン率が上がっていくことでしょう。

5.まとめ

顧客のパターン認識をリサーチし、信頼(トラスト)している色を見つけましょう。

そして補色効果を踏まえた上で、配色比率に気を配り、あなたのサイトのクリック率・コンバージョン率を上げていきましょう

 


トラストフォーマットを学べるセミナー開催します。

セミナーの詳細はこちら!

トラストフォーマットの重要ポイント【ABテスト】

 

今回は、トラストフォーマットの重要なポイントの一つである「ABテスト」について解説します。

ABテストとは‥元となるAパターンと、その一部を変更したBパターンを用意し、どちらがよりCVR(コンバージョン率)やCTR(クリック率)が高いかを比較検証すること。AパターンとBパターンをランダムに表示して測定する。

 

1.ABテストが重要な理由

 

大手新聞社のウェブサイトに似たデザインと、ド派手でいかにも「怪しげ」なデザイン、あなたならどちらのサイトで買い物したいと思いますか?

つまり、「いかにお客様に信頼されるサイトデザイン(=トラストフォーマット)であるか」が、売れるサイトを作るうえで重要なポイントなのです。

トラストフォーマット=信頼される書式、画像

 

ここで、トラストフォーマットの事例として、ボタンの色をご紹介します。

※今回は、OSがWindowsXP最新バージョン時代のデザインを事例として解説します。

2001年にリリースされたWindows XPでは、スタートボタンが緑色でした

こちらその当時のFirefoxのボタンのデザインです。

 

その当時、Firefoxはボタンの色をABテストしています。

①~④のうち、どれが一番クリックされたと思いますか?

①緑 

②青

③紫

④橙 

 

 

 

答えは・・・

 

 

①緑 930,752 
②青 256,344
③紫 255,894
④橙 255,811

 

 

同様に、某ネットショップも注文ボタンをABテストしています。

①と②、どちらのボタンがよりクリックされたと思いますか?

 

①青

 

②緑 

 

 

 

 

答えは

②の緑です。

この2つのテスト結果からわかるように、当時のWindows XPのボタンの色が信頼されていたから、同じ「緑のボタン」がクリックされやすかったのです

そして、次第に緑色のボタンを取り入れるサイトが増えていきました。

2.トラストは永遠ではない

同時に、怪しい・危険なサイトも緑色のボタンを使うことが増えてきました。

安心して緑色のボタンを押した途端、怪しげなサイトに飛んだり、無数のウインドウが勝手に開いたり…

そんな経験をしたユーザーは、次第に緑色のボタンを押すことにためらいを感じていきます。

つまり、緑色のボタンは、トラスト(信頼)を失ったのです。

 

3.「今、何が信頼されているのか?」をABテストで知る

流行と同じように、信頼も時間とともに変わっていきます。

「今、何が信頼されているのか」を知るために重要なのが、ABテストです。

緑色のボタンがトラストを失った後、某サイトが行ったボタンの色のABテストの結果を見てみましょう。

 

このように、青色のボタンがもっともCVRが高いという結果が出ました。

これは、青色のボタンの色が信頼されていたためです

なぜ青色のボタンなのかというとWindowsのスタートボタンが緑から青に変わり、それがトラストされたからなのです。

青のボタンがCVRが上がるので、他のサイトでも青色のボタンを採用するようになりました。

 

つまり、移り変わっていくトラスト(信頼)を、ABテストで常に追いかけていくことが、売れるサイトを作る重要なポイントと言えるのです。

4.まとめ

売れるサイトは、自分の感覚で美しくデザインするのではなく、お客様に信頼されるデザインかどうかを考えることが重要なポイントです。

そして、お客様のトラスト(信頼)は常に変化していきます。

そのため、ABテストで「今のトラストフォーマット」を追求し続けることも忘れてはいけません。

トラストフォーマットについて、もっと知りたい、深く学びたい!と思われたら・・・

トラストフォーマットのエッセンスを半日にギュッとまとめた1Dayセミナーを開催しています!

ご都合が合えば、ぜひ!お待ちしております。

こちらクリック↓ 

トラストフォーマット1Dayセミナーをのぞいてみる

 

メニュー