モンドセレクションはコスパがいい?

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モンドセレクションはコスパがいい?

スーパーなどで買い物をしていると、「モンドセレクション金賞受賞」といった表記がされている商品を、皆さんも目にしたことがあると思います。

数多くの企業がこぞって応募しているのですが、その応募費用がいくらか、みなさんはご存じでしょうか?

応募費用は、約15万円~(1,200ユーロ~)だそうです。

高いかどうかは、企業によって見解が分かれると思いますが、決して安い金額ではないですよね?

では、どうして応募費用を支払ってでも、モンドセレクションに応募したくなるのか。

今回はそのあたりを、詳しく紐解いていきたいと思います。

 

1.モンドセレクションとは

そもそも、モンドセレクションってどんなものなのでしょうか?

調べてみると、本部はベルギーにあり、消費者製品が国際的に高い品質かどうか、公平に審査して認定する機関のことだそうです。食品から飲料、健康食品、化粧品などのカテゴリがあり、受賞すると、世界に通用する品質の製品であることを認められたことになります。

よく、最高金賞受賞!と銘打った商品がテレビCMで見られますが、品質ラベルもいくつかあり、上から「優秀品質最高金賞」「優秀品質金賞」「優秀品質銀賞」、一番下が「優秀品質銅賞」となります。

 

2.応募の条件と評価方法

応募条件は簡単にまとめると、以下の通りです。

  • 必要書類とサンプルの提出
  • 応募費用を払う/1,200ユーロ(約15万円)
  • すでに市場に流通している製品であること

評価は、カテゴリーごと(食品、酒、ダイエット&ヘルス、化粧品等)に世界中から約80人の専門家が集まり、それぞれの評価基準に沿って進められます。

「製品の360°品質評価」を掲げている通り、食品であればその味だけでなく、見た目、香り、パッケージの正しさ、安全性や法律の順守なども考慮して、約4ヵ月かけて評価されます。人間の味覚や嗅覚などの官能的な評価の際には、公平性を保つために、1日に定められた品数の試食(試飲)をしているそうです。

特徴的なのは、「全体の〇%が金賞」というような相対評価ではなく、絶対評価であることです。

明確に評価基準が設定されているので、公平に品質を見極めることができます。最終的には、各評論家の評価の平均点で、100点満点とした場合の90点以上で最高金賞、というように決定されます。

品質が一定の基準を満たしてさえいれば、製品数の制限なく受賞できるという事ですね。実際、2017年には全体の約90%が何らかの賞を受賞しています。

そして、一度受賞した製品はそれから3年間、ラベルを表示することができるそうです。

 

3.モンドセレクションで売上アップ?

モンドセレクションに受賞すると「自社の製品が高品質であることを世界的に認められた」と表明できることが一番のメリットでしょう。

日本においてモンドセレクションの名を有名にした、サントリーのプレミアムモルツのテレビCMによって、消費者の心に「モンドセレクションってなんだかよくわからないけど、すごい賞っぽい」という印象を植え付けました。そして、世界中の専門家がしっかりと評価した由緒ある賞であることが、徐々に知れ渡っていきました。

様々なアンケートによって、モンドセレクション受賞製品がラベルの表示をしたことで売上が1.5~2.5倍にアップした、という事例もあって、年々、応募する企業が増えています。

日本では、モンドセレクションへの応募を代行するビジネスも発展しており、モンドセレクションの公認エージェントのサイトを見てみると、売り上げが5倍になった、との声も上がったと記載されていました。

第三者からの公的な評価というのは、消費者にとっての「安心」や「信頼」を勝ち取る手段として、とても有効であることがわかります。

15万円の応募費用を出せばこうした効果を得ることができるのですから、とてもコスパがいいといえるでしょう。

 

4.信頼は移り変わる

年々受賞製品が増えているモンドセレクションですが、街中やテレビCMなどで目にする機会が増えたことで、ある疑念が生まれてきています。

受賞している製品が多すぎて、本当に価値のある賞なのかどうかがわからないという疑念です。

上記の通り、モンドセレクションについて少し調べてみれば、様々なアプローチで公平性を保ちながら、本当に品質の良いものを評価していることがわかるのですが、同時に、世界的な賞ではあるが、世界的な知名度は低く、日本の企業が応募の大半を占めている、という事実もすぐにわかります。

Twitterで「モンドセレクション」と検索してみると、企業がPRとして受賞製品をツイートしているものも多い一方、モンドセレクションってあまり信頼できない、という内容のツイートも多く見受けられます。

 

インターネットやSNSの進化とともに、消費者の目はどんどん肥えてきています。

モンドセレクションの評価基準は元々非公開だったのですが、こうした公平性を疑う声を受けて、応募した企業へ評価シートが配布されるようになった、という経緯がありました。

まさに、消費者の目が肥えてきたことによって、制度が変わったいい例だといえます。

モンドセレクションだけではなく、「権威ある賞を受賞した」という事が消費者の信頼を得る手段の一つとしてはとても有効なのですが、消費者にとって「本当に信頼できるもの」が移り変わっていく可能性があるという事は常に念頭に置いておく必要があります。

モンドセレクションは、受賞した場合にはラベル表示が認められるだけで、絶対に表示しないといけないわけではないそうです。

なのでもし、あなたの企業で今後応募してみようと思っている製品や、すでに受賞した製品がある場合には、あなたの顧客がモンドセレクションの表記を気にするかどうか、表示しているサイトとしていないサイトでA/Bテストをしてみることもおすすめです。

A/Bテストについては、以下のブログでも詳しく知ることができます。

トラストフォーマットの重要ポイント【ABテスト】

 

まとめ.コスパはいい!けれども…

決して安くはない応募費用を支払ってでも、数多くの企業がこぞってモンドセレクションに応募する理由としては以下の点があげられました。

  • 絶対評価のため、基準をクリアしていれば製品数の制限なく受賞できる。
  • 応募条件が厳しくない
  • 一度受賞したら3年間有効
  • 売上が1.5~2倍にアップした事例もある

このようなメリットはありますが、いつまでも消費者に信頼され続けることができるかどうかはわかりません。

時代や、あなたの顧客の信頼しているものは何なのか、細かい分析を続けていきましょう。


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